横浜結婚STORYは、「結婚相談所」の他に、開業前~開業して3年未満の方向けの「結婚カウンセラースクール」を開校しています。最近、昔よりはるかに多くの方が結婚相談所開業しているので、私としては結婚相談所の仲間が増えるのはとても嬉しい♡横の繋がりで縁談が決まる事がとても多いからです。

ですが、中には「まだ色々と運営方法・集客や経営知識があまりなく、活動が止まっています、悩んでいます」と、いう方も少なくなく、どの団体で結婚相談所を立ち上げようとも、共に末永く結婚相談所の仲間として続けていきたいので、ある時から、ケースバイケースに対応できるマンツーマンの個人レッスンで疑問点やコツを惜しみなく教えるようになりました。

まずは開業届け

既に別事業で開業している方は別ですが、まず開業と同時に届けを出すことを薦めしています。

「まだ儲かっていないのに税金が高くなりそう」や「扶養に入っているので売上が上がりすぎると難しい」などが多いようですが、

潤沢な資金があって、開業後から直ぐに右肩上がりになる事業計画がある「儲けのプロ」の会社なら別ですが、

個人事業主として初めて結婚相談所開業するなら、会員データベースが沢山あろうとも直ぐに儲かるとは考えにくく、その為 税金もかかることはまずないと思います。そしてご主人がいるなら扶養に入ったままでも問題ありません。

(開業届を提出して、毎年確定申告を行っていると、今回コロナの「持続化給付金」や自治体からの「コロナ休業協力金」などの手厚いサポートも受けられます)

初めての起業であれば、お薦めは「青色申告会」。月々1000円程度の会費で、確定申告の方法を月に何度でも教えてもらえます。個人事業主なら経理はさほど難しいと感じないと思います。

販促ツールは最初は少額でも充分な理由

結婚相談所を開業する方の中には、最初からお金をかけて以下を準備するケースがありますが

HP
名刺
チラシ
オフィス
別持ちの携帯
広告

「途中でデザインを変えたくなった時」、「途中でもっと効率の良いものを知った時」などの際に「もったいなかった!失敗した!」となりかねないので、開業してから焦らずに準備するのをお勧めします。定例会、プロフィール交換会、異業種交流会などで自ずとお得な情報に見極めがついてくると思います。

集客ツール


次に準備するとなると、第一にはお客様にご入会いただく事。
お金をかけない集客というと大抵は「HP」ですが、最初はご自身でWordPress、Jimdo、WiXなどの無料のHPツールで作成するのも手かも知れません。
これも最初からよく分からずに大手業者に依頼するより、「最初は自作」→「どんな事をウリにしたいか、表現したいか」が分かってきたらプロにお任せする順番のがお勧めです。

以前、行政で無料相談の担当者が、「最近は起業家の悩み相談で、HP作成無料ということで契約したが、月々サーバー代として5~8000円/3年間は必須契約でなので途中解約ができなくて困っている、という相談が多い」とお聞きしました。
「機械いじり(IT関係)が大の苦手。自分では無理。プロに任せたい!」という方なら20~30万かけて最初からお願いしてしまうのが良いですが、「自作」は下記の利点があります。

・自分で作成できるようになれば作成料・月々の会費も不要。
・サーバー代は自分で契約すれば500円程度
・途中で一新したくなったら、思ったように修正できるようになる。
・細かい修正(画像、料金表、文言変更 等)一日かからず直ぐ修正できる

横浜結婚STORYでは、WordPressのマンツーマンレッスンもありますが、行政のセミナーでも「自分で作ろうWordPress」があるのでお勧めです。

名刺、チラシ、ロゴマーク

上記の中で一番手軽にできるのは「名刺」で、100枚/1,500円程度でネット通販から好きなデザインで頼めば一週間くらいで到着です。
「どんなデザインにするか未だに悩んでいます」と開業後半年たっても作成に踏み切れない方もいますが、納得ゆくまで何度でもデザインは変更しても誰にも何も言われないので、安心して踏み切る事をお勧めします。

チラシもHP同様に、チラシ無料作成ツール(Picky Picksなど)で雛形からデザインしてネット印刷すれば格安です。

ロゴマークも同じく無料制作ツールで十分にできます。(横浜結婚STORYのロゴも自作で雛形と色を選んで作りました)

小さく始めて、大きくする

お客様の対応に慣れていない初期の段階で、大きくお金をかけて広告出稿すると、もし問合せがあっても、なかなか入会に繋げる事が難しい場合が多い。
もし入会に結び付いても、スムーズな流れでお相手紹介が難しい。

まずは目の前に1人でもお客様がいたら、手を尽くして理想の相手探しなど懸命にお世話をする。1~3年はあまり多くの会員様をもたず、集客にかまけず、とにかく目の間の会員様の為に手を尽くす。

やがて、お客様が一人、二人と増え対応してゆくうちに、お客様が喜んでお客様のために必要なツール(お金をかけるべき)が分かってくると思います。

地元の商工会議所や行政のサービスも活用する

商工会議所や、地元の異業種交流会もお薦めです。
そちらに在籍する中小企業診断士の先生方には私個人も大変お世話になりました。横浜で起業するなら「横浜経営支援財団」も女性には手厚く、格安でシェアオフィスを提供してくれます。そこで起業家仲間も増えます。
結婚相談所経営について興味があれば、「横浜結婚STORY」にも、いつでもご相談下さい。
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