結婚相談所を経験がある方の中には「入会してから婚活疲れで続かなかった」という方もいると思います。あるいは現在「もしかして自分は婚活疲れになっているのかな?」という渦中の方もいるでしょう。そんな方にお薦めなのが『手厚いサポートのある結婚相談所』です。二人三脚のサポート重視・面談重視の結婚相談所での活動によって、婚活疲れは解消される事があります。
ただ、業界の裏側を知らない人にとって『手厚いサポートのある結婚相談所』ってどんなところなの?という疑問が湧いてくるでしょう。巷の多くの結婚相談所広告には【手厚い】というフレーズが多くありますが、何をもって手厚いかというのは複数入会して比較を実体験しないと業界外の婚活者には分からないものです。「広告に【手厚い】と書いてあったから入会をしたのに実際は違った」との失敗談や口コミも数多く見聞します。しかも【手厚い】にも種類があり、自分に合った手厚さや、相談所との相性もあると思います。それらを判明させる方法の一つとしては『結婚相談所をいくつか実体験する事』ですが、入会と退会を繰り返してやっと自分に合った結婚相談所を見つけるという手法は時間とお金の無駄になってしまいます。
その煩わしさを解消するために、業界を熟知した連盟の社長室マネージャーである筆者が、公平目線で、婚活疲れに効く手厚い結婚相談所のサポートについて解説したと思います。またプライベートで運営している結婚相談所でそういったサポートで理想の相手と成婚をした実録をお伝えし、現在婚活疲れをしている方が1人でもご自身に合った結婚相談所選びができる参考になれば幸いです。
結婚相談所は大きく2種類に分かれる
まず初めに結婚相談所の中でも『お相手検索システムの提供のみ』の結婚相談所と『面談やメール相談、お見合いのお引合せがあるキメ細かいサポート』の結婚相談所に二分されます。
婚活をしている方の中には「サポートは全く不要」という方もいます。どんな事があっても強いメンタルで1年〜2年、多い方で3年の婚活をご自身のペースでこなしていくうちに自分の方向性や相性に気付いて結婚相手を見つけて行きます。反ってサポートがあると戸惑いや不快感で落ち込むこともあるため、しっかりしたバックボーンの結婚相談所であれば検索データベースの提供のみのが好都合という方には『お相手検索システムのみの提供』型が合っていると言えるでしょう。
一方で「サポートが必要」という方もいます。前者が例えば大学受験で塾・学校の先生のアドバイスが不要で教科書さえあれば独学で突破できるタイプだとしたら、後者はよりよい情報を得て飛躍したい、アドバイスによって時間の短縮・効率化(婚活は年齢という時間との戦いです)を図りたいという方には合っています。マメにLINEでの相談のやり取りができ、お見合いお引合せ(お引合せがないと「なんとなくご縁がなかった」などという言語化できないご相談にも担当としては乗りやすく次のお相手紹介の参考になります)、時には電話や対面での面談、お相手ご提案、恋愛と結婚の違い、価値観の捉え方など、様々な疑問点を解消しながらお見合いを並行して進めたいという方には合っています。
婚活疲れを起こした人にお薦めの結婚相談所とは?
前述の2タイプの結婚相談所のうち、婚活疲れを引き起こした人に合っているのは言うまでもなく『面談やメール相談、お見合いのお引合せがあるキメ細かいサポート』のある結婚相談所が向いていると言えます。
結婚相談所は大手・個人結婚相談所を合わせると4,000社とも言われます。それぞれ様々な個性をもった結婚相談所で外部から見るとどこがどう違うのかが分かりづらいと思いますが、業界を熟知していると立場から、キメ細かい【手厚いサポート】と言われるものを羅列してみると下記の様になります。
・面談が無制限
・LINEの相談への早期の返信(マニュアルでなく、個別対応)
・お見合い相手の提案
・お見合い申込みを(ポイントなどの解説付きで)一緒にしてもらえる
・お見合い引き合わせ(無料)対応
・8〜10年以上の手慣れた担当が対応
・自社会員の立場を理解して寄り添う
上記は一般的な【手厚いサポート】と言われる昔ながらの結婚相談所の手法です。
また、婚活疲れは年代別に違っていることも理解しておくと相談所選びもスムーズになるため、次の章では年代別婚活疲れについてお伝えします。
婚活疲れの正体
婚活疲れは、『20代30代』と『40代以上』は原因が違ってくることが多く見受けられます。『20代30代』は『疲れた』『傷ついた』という精神的な部分に自分の心がフォーカスされて疲れていきます。40代以上は人生の経験値から『疲れ』『傷ついた』は想定の範囲内で、どちらかというと『相手が現れない』ことを問題視し「お見合い続けても出逢いないのかも知れない」ということに疲れが生じます。
そのため20代30代は心身ともにサポート対応できる相談所が合っていて、40代以上はお相手の推薦や提案※に対応している相談所が合っていると言えます。(※但し、存在しないような理想を掲げている場合は除きます)
34才で手厚いサポートで幸せな結婚をした実例エピソード
他結婚相談所から乗り換えでご入会のSさん(38才男性)は裕福な家で育ったいわゆる条件の高い男性でした。性格は控えめながら男性としてのエスコートが上手な男性でした。私は入会面談時に「なぜこんなに素敵なプロフィールなのに以前在籍していた結婚相談所では決まらなかったのですか?」と質問しました。すると「結婚に対して、『希望』を通り越して『要望』(より強い期待)が高すぎて引いてしまいました。しかし以前の相談所での担当は『男だったらそれくらいは我慢しないと結婚できない』というアドバイスがあり頑張りましたがかなり疲れてしまいました」とのことです。経験上、Sさんが言いたいことは分かりました。そこで知人仲人さんからのご紹介を中心に婚活を開始することになりました。まずは、気持ちの優しい女性を第一に探しました。かなり細かい希望があるとご紹介がかなり難しくなるのですが、Sさんはそれを言わずに「自分も完璧ではないので贅沢はいう立場ではないです」と先ずはご提案の方々にお会いしていきました。ご提案は例えば「ご馳走が当たり前、数回目から割り勘なんてありえないです」というタイプの方や「条件の提示が細かくて神経質」「お見合いは高級ホテル限定」「デートは最初から高級ランチやディナー(一般的には最初はお茶デートが当たり前です)」という方は避けました。
真剣交際になったのは2回目あたりから割り勘を申し出たり、奢ってもらってしまった場合は同額相当の映画チケットを出した方でした。おっとりしていて可愛らしい、結婚への希望やましてや要望は一切いう女性ではありませんでした。Sさんはとても好意を頂いて、真剣交際を申し出ました。そしてそれを機にお相手をより大切にして「これからは全部自分にご馳走させてください」と申し出ました。また実はSさんは仕事の関係上、横浜から少し離れたある駅に住みたいという希望がありました。しかしいつも朗らかで優しい交際相手のために彼女が通勤しやすい駅を選択して、なんと高級なマンションを借りることにしました。挙式も(男性にありがちですが)恥ずかしいのでしたくないと言っていたのが一変。女性のためにみなとみらいの高級ホテルでの挙式になりました。
他社で2年、弊社で1年、累計すると3年という長い道のりだった婚活も「自分にはもったいないくらいの女性です」という方に出逢え無事に終止符を打つことができました。プロのアドバイスが無い事で、相手に振り回されて婚活疲れを起こすことが男女共にありますが、おおらかで素直な気持ちと、コツコツ前向きに前進する努力と、プロ目線でのご提案で早期に婚活に終止符を打つことができる可能性は高まります。
まとめ
以上が、結婚相談所で婚活疲れを起こした方へのお薦めの、【手厚いサポートのある結婚相談所】での活動内容です。20代30代は仕事が多忙になる時期でもあり、また親からは「結婚はどうするのか」というプレッシャーがある年代です。
また40代以上は「老後はこのまま1人では淋しい」と現実的な結婚の大切さが身に沁みて判ってくる年代です。もはや必要不可欠で死活問題にもなることがあります。
どの年代にも言えることは限られた時間の中で、もし【手厚いサポートがある結婚相談所】で的確なアドバイス・お相手提案・お見合いお引合せなど自分に必要と感じた場合は、婚活を諦めずに自分に合った結婚相談所に無料面談に赴いてみる事をお薦めします。諦めなければ本当に必要な理想の相手が見つかることでしょう。