20代後半女性｜婚活が上手くいかない時の原因別の対策や対処法

20代も後半になると女性は、周りで結婚ラッシュが始まります。厚生労働省の令和6年の統計では女性平均初婚年齢は29.8才だそうです。会社で責任ある仕事を任される年齢になり、支え合う相手が欲しくなる時期です。なのでこのタイミングで真剣に交際している相手がいれば、結婚に至るでしょう。一方、特定の相手がおらず、手軽な合コン・マッチングアプリを利用していた方もこの時期から結婚相談所で本腰を入れる方が急増します。しかし、期待していた通りの結果が出ずモヤモヤしてしまうケースもあります。今日は、これまでの事例から結婚相談所で上手くいかない時の原因別の対策をお伝えします。

20代後半女性｜悩み別婚活対処法

20代後半で女性が本格的に婚活をするパターンがいくつかあります。過去15年間の結婚相談で、カテゴリー分けすると下記1〜6になります。これら原因別に、実際の20代後半の会員様で解決に至った対処法をお伝えします。

１．恋愛が長続きしないので結婚できるか不安

ご相談で多いのが「恋愛が長続きしない」という悩みです。結婚はできれば一生に一度だけにしたいものです。そのため、結婚相手選びが慎重になり過ぎてしまう方がいます。あつみさん（27才）は3年前に成婚した会員さんです。入会当初は「社内で相手はいないので、合コンや友達の紹介で交際相手を見つけますが、3ヶ月〜1年未満で終了になります。」との事です。はっきりとした理由が分らず消滅したこともあるそうです。「恋愛が長続きしないので私、結婚できるのでしょか？どんな人を結婚相手に選べば良いのでしょうか？」というご相談でした。

・脳科学から見る「恋愛」と「結婚」の違い

今まであつみさんは、「カッコいい」「ドキドキする」という恋愛が多かったようです。20代は脳内ドーパミンがピークの時期なので、30代以上の方よりも恋愛意欲が高い年代です。結婚の条件などを考える前に恋に落ち、その延長での結婚を考えます。20代婚活の特徴です。しかしこういった恋愛感情は妄想が入っているために短期間で冷める事が多いものです。もちろん異性として好きになる事も大切です。しかし「カッコいい」「ドキドキする」という感情だけで結婚まで突っ走るのは危険です。また男性から「この女性とは恋人としては良くても、結婚は難しい⋯。」と考えられてしまったら結婚に結びつきません。毎回どちらかが冷めては終了になることになります。

・結婚相手に向く相手選びとは？

脳内ホルモンにはドーパミンの他に、セロトニン・オキシトシン等の種類があります。ドーパミンは情熱的な気持ち、セロトニンは健康的な精神安定、オキシトシンは愛情や家族愛のホルモンです。前述で「結婚は恋愛熱だけで先走らない方が良い」と伝えましたが、一方で「異性としてまったく魅力を感じない」となると発展できません。なので、セロトニン・オキシトシン要素も含んだバランス良い恋愛だと短期間で終わらずに長続きします。要するに「恋愛」から「家族愛」に上手くスライド出来きる相手であれば、結婚後も末永く続くという事です。

２．理想が高い

理想が高く、結婚したい相手に出逢えないという場合があります。ちなみに20代はどの年代よりも相手を選ぶことができる特権があります。なので年収や学歴など、条件的な理想はお見合いが成立しやすいです。しかし相性・内面などの主観的な理想を叶えるには、プロフィールでは判別できません。そのためお見合いをコツコツしていく努力が必要です。ただ、人脈が広いベテランの個人結婚相談所であれば理想に近い相手を探してくれる可能性があります。特殊な理想を除いては、そういった結婚相談所で探してもらうのも手です。更に一緒に申込みをしてくれるサービスがある結婚相談所なら婚活の近道です。そこで将来性のある男性を見抜くコツも教えて貰えると結婚の勉強にもなります。

３．良い人に出逢えない

よく「お見合いしても良い人に出逢えない。」というお話を聞きます。しかし実のところ『理想の相手に出逢えない本当の理由』があります。それは『申込みを待つ姿勢』という事です。20代女性は申込みが多いために、無意識に受け身で申込みを受けがちです。しかし、実際、申し込んでくる相手には大きな期待をしない方が良いでしょう。例外もありますが実際会うと「思っていた感じではなかった」「決め手に欠ける」といった感想が多く聞かれます。素敵な男性は申し込みが多く、そこでお見合いが決めるので、自ら申込みをしません。そのため理想の相手には自分から申込みが開運の鍵です。お見合い成立率が高い20代だからこそ、チャレンジする価値はあります。

４．婚活で自分に自信が持てない

20代の方で普段は何事にも前向きなのに、婚活を開始すると消極的になる方もいます。しかしそれは初めての事だらけで、臆病になってしまうからでしょう。そんな時は担当と婚活のコツやご自身の棚卸しをしてみましょう。やがて同世代より抜きん出ている部分を発見して自信を取り戻せるでしょう。またプロフィール撮影・お見合い服の買い物同行も無料サービスの相談所であれば是非お願いしてみて下さい。瞬く間に婚活に自信が持てる仕様に変身できます。同時に友達や周囲と比較して一喜一憂をするのは一旦お休みです。今のままのあなたが素敵なのです。あとはプロに魅力を引き出してもらえば素敵度がアップして理想のお相手も紹介してもらえます。

５．婚活疲れを起こしやすい、傷つきやすい

20代後半女性はモテる年代と言われるも、お見合いや交際中に断られるとガッカリしてしまうと思います。そうなると気持ちが下がり、婚活疲れを起こす原因にもなるでしょう。しかし、断られても気にしなくて良いのです。なぜなら本格的に婚活の勉強をすることで、「なんで断られたか」など、明確に判ります。それは大抵は自分が思っていたほど、大した理由ではありません。お見合いマナー、会話、結婚の意義について勉強するだけで無駄に辞退されて傷つく事を回避できます。また、お引き合わせ無料サービスがある結婚相談所なら、是非毎回お見合い付き添って貰いましょう。お見合い同行してもらうだけで心強く感じ、疲れずコツコツと婚活を継続できるでしょう。

６．覚悟ができない

婚活を開始してから数カ月経過しても軌道に乗らない場合、私は「明日にでも結婚したいですか？」と質問します。すると、「いえ、無理です。」という返ってくる事があります。ご本人も、思わぬ自分の『本音』に苦笑します。一方、「明日にでも結婚したい理由」があったり、「結婚とても楽しそうで早くしたいです。」という場合は半年〜8ヶ月で成婚になります。もし、咄嗟に「無理」と思った場合は、その原因に向き合ってみると良いでしょう。自分では向き合い方が分らない場合は是非担当を頼って下さい。カウンセリングで理由が解ると不安も解消できてスッキリします。そして、その途端、理想の結婚相手が現れるでしょう。

28才同士で結婚した公務員カップルさん

まとめ

女性が20代後半から本格的に婚活を始めると、いくつかの壁に当たりがちです。しかし焦らなくても良い年齢なので、そこで婚活を休止することも多いにアリです。もしそこで踏ん張って継続できるなら是非プロに頼りましょう。その結果、「誰と結婚したら良いか」という真髄に気付け、人生の大きな収穫になります。婚活を「人生の勉強」と捉え、忙しい仕事の合間に無理ない程度の習慣化にしたなら、半年〜1年以内で素敵な将来が待っている可能性が高まります。
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記事：横浜結婚STORY代表　兼　NNR社長室マネージャー 土橋知子