先日、44才男性Aさんが、37才の容姿も心も美しい女性にプロポーズをして成婚退会をしました。
1年半の婚活は平たんな道のりではないときもありました。
お見合い自体は10名弱。お見合いを重ねるうちに「結婚相手はどういう女性がいいのか?」が次第に判ってきたそうです。
これまで、お見合い相手の女性に「結婚に求めるものは何ですか?」と質問すると、
女性から「年収です」「価値観です」
と男性が反応しにくいNGワードで無邪気に答えられたり(結構多いアルアル話です⚠)
またキャリアウーマンさんとの交際では背伸びして夜景の見えるレストランに連れていって疲れ果てたり。。
「友人とは行きつけの居酒屋に行くのですが、毎回毎回オシャレなレストランだと緊張して悪酔いしそうです」と敬遠しているような様子でした。
ついに見つけた素敵な理想の女性
そうこうしている中で、出会ったのが『理想の女性』Uさん(37才)。
理想の女性といっても、「タレントやモデルのような外見で、大和撫子のような内面」(そんな人は存在しない)というような、非現実的な理想という意味ではない。
たくさんの会員データベースだとウッカリ見過ごしてしまう『野に咲くタンポポ』のような女性。
Aさんは入会してから半年間は『自分が理想と考える相手』とお見合いをしてきましたが、思うような相手でなかったので、こちらから『こんな女性は素敵な奥さんタイプですよ』とお薦めしました。神奈川県に住む、給食センターの栄養士さん。ほっそりしていますが、芯の強さを感じる、けれど周りには優しく職場でもお姉さん的な存在。前にでるタイプではなく、陰からサポートをするような博愛オーラが漂う女性。
実際Aさんはお見合いしてみると、受け答えも相手を気遣ってくれるような想像以上の癒やし系でした。彼女とすっかり意気投合。交際が始まってからは各国料理(ペルー、ギリシャ)などのレストランに出かけ、交際が進むとお互い岩盤浴が好きなこともあって、5時間もスーパー銭湯で過ごし、お風呂上がりにビールと軽い食事を取り、駅まで送ってという、「結婚したらこんな夫婦になるのかな?」とイメージが湧きやすいデートを楽しんでいました。
2ヶ月が過ぎ結婚を前提に交際を申し出た
そんな交際を続けて2ヶ月たったころ、Aさんはいつもの岩盤浴の帰りに駅まで送っていく際に「これからは結婚を前提にお付き合いをしてください」と申し出ました。
結婚相談所でのお見合い直後から1ヶ月〜2ヶ月間の『交際』は、世間一般での彼氏彼女になるという交際ではなく、『お知り合いとして付き合う』ということです。なので、その間は、親への挨拶、今後の仕事のこと、新居、結婚式はするかしないか?などの話はせず、結婚したい相手かどうかを確認する期間になります。
そして交際して2ヶ月あたりで互いに『この人だったら結婚したいな』と思いが芽生えれば『結婚を前提にお付き合いを申し出る』ということになります。
(ちなみに交際3ヶ月目で、互いに結婚を心に決める=成婚≒婚約となります)
Uさんからは「宜しくおねがいします」とのお返事。
けれど、まだこの時点では完全に結婚が決まったということではないため、新居のことや今後の仕事や両親の挨拶について決裂せずに滞りなく順調に進むことを祈るばかりでした。
3ヶ月目、お互いに結婚の意思を固くした
Aさんから連絡があって「新居についてネットで調べて彼女に提案したところ、職場にも通えるし問題ないです」とのことで、お互いに結婚の意思が固まっているご様子。Uさんの相談所さんはいつもお世話になっている知り合いだったのでご様子をお尋ねすると「気持ちは固まっているようです」と確かめて下さいました。
そこでAさんは正式にプロポーズする決意しました。
「よくあるプロポーズの時は “パカッ” と指輪渡すものなんですよね?どこかお薦めありますか」とのことで、一緒に宝石屋さんに行きました。
高クオリティ、その上値引きもしてくれるの隠れ家的な宝石商のお店ジュエルミネさん(https://jusail.com/proposal/)サイズは分からない男性が多いので、特性の箱にルースダイヤ(リング装着前の裸石)をプロポーズ用として準備してくれるそうです。
※知る人ぞ知る、青山のマンション一室にある老舗の信頼できる宝石商
Aさんは年収が高く、お家自体も裕福な家庭。そのためお金にシビアではなく、「彼女に喜んでもらいたいんです」と最高級のダイヤを購入してプロポーズの準備をしました。
サプライズのプロポーズ
今年2月、世の中はコロナ自粛宣言中で軒並みレストランは休業中。彼がプロポーズしたかったのは行きつけの「うかい亭」も同じでした。
そこで、彼は「考えたのですが、指輪を買いに行ったあの隠れ家的な宝石商のお店でプロポーズは可能ですか?」と相談がありました。お店の常務さんに連絡すると「そんな素敵な瞬間に立ち会わせて頂いて良いのですか?」とご快諾を頂きました。
そうしてUさんは、プロポーズだとは知らずに待ち合わせをして、マンションの一室に入るとそこが宝石屋さんでした。「わぁ、色々な宝石があるんだね〜」と一通り専門家の方にダイヤについて説明を受けた後、その方が店内奥から箱を持参してきました。「実はAさんはUさんのために既にダイヤをご購入されていました」(じゃ~ん)とその箱をAさんに手渡しました。
Aさんはその箱をUさんに手渡して「結婚してください」と渡しました。
「えーーー。凄いびっくりですーーー。」と、サプライズのプロポーズは大成功だったそうです。
※プロポーズ用のルース石(写真はお店のHPの画像です)
そのままお店で彼女の好みのデザインを選んでお店を後にしました。
その直後にAさんから電話で成功のご報告を頂きました。「自分、け…結婚を…、あ、泣けてきそうなので彼女に代わります」と感涙まじりのご報告。
Uさんに電話を代わり「一生忘れられない素敵なプロポーズでした。これからAさんと手と手を取り合って、ずーっと一緒に過ごしてゆきます」とのことでした。
私にも一生忘れられない素敵なプロポーズのストーリーでした。いつまでもお幸せに!