縁結びのカリスマ、東京大神宮参拝の婚活イベント
2020年1月18日に、縁結びの強大なカリスマ的神社「東京大神宮」で参拝婚活イベントを開催。男性13名女性12名の総勢25名が集まりました。
とても、とても寒い日でしたが、さすが東京大神宮、長蛇の列でした。
並んでいる間、参加者同士「どこから来たのですか?」「埼玉です」「次回の婚活イベントも参加しますか?」「寺社仏閣好きなんですか?」「御朱印集めているのですね、私もです」など皆様々な会話をされてました。
参拝後は、暖かいカフェバーに入りホットコーヒーで一息。「寒い中を歩いてきた同士」として会話が盛り上がり、夕方には笑顔で解散しました。今年も婚活のご利益がありますようにお祈りしてます。
去年参加して成婚した女性の話
一昨年のこのイベントに、入会したてのA子さん(38歳)が参加しました。実家暮らしで派遣社員。今の環境は心地よく、親や親戚や周りも、もはや結婚に関しては何も言わなくなったという状況だそうです。
入会説明の際に「ランチや流行りのスポットには気の知れた女友達と行って、友達にも恵まれて特に結婚しなくても困っている事はありません」という彼女。
な、なぜ婚活を?
「今は何に困る事はないのですが、ふと、このままで良いのかな?と考えています。親がいなくなったら私は独りぼっち。兄がいますが、結婚してもう別世界の人。孤独な寝たきり老人になっても兄家族には頼ることなんかできません。お正月に両親と兄と兄嫁と姪っ子が集まり、楽しいけど何となく疎外感や孤独を覚えました」というA子さん。
毎年、お正月明けに同じ悩みの相談者が多い
相談所に無料相談にお越しになる方は、①お盆明けの9月~10月、②お正月明けの1月~2月が多くなります。
どちらもA子さんと同じように、「親や兄妹と集まった時」の直ぐあと。
家族の幸せそうな様子が却って孤独を浮き彫りにしてしまう。
特に、小さいころから一緒に育った兄が子供の世話をして‟親”らしい姿を見ると「あんなに頼りない、ウチではゴロゴロしてた兄が!自分はいい大人なのにこのままでいいのか?と焦りもあり、また可愛い姪っ子みたいな子供も欲しいなと思いました。」
結婚したいかは未知数だけど
私の相談所は、入会前の無料面談ではお客様の婚活のキッカケや質問にお答えし、紹介可能な相手検索をして終了です。煩わしいカルテや住所などの個人情報をお聞きすることがないので、ご希望がなければ後追いすることはしません。
それでもA子さんは翌週に独身証明書などを揃えて入会されました。
手続き前に、「結婚相談所は、お見合いでお互い気に入ったら3か月で結婚するのだけど、覚悟はあるのですか?」と再確認したところ「やってみないと分からないのですが、このまま過ごしていても何も始まらないので」と開始する事は決意しました。
38歳からの婚活は折れないように二人三脚
私には、サイトに掲載されたお見合い相手の方々は、写真や文字のプロフィール情報だけでなく、実際に「会員制パーティ」「お見合いの付添い」「仲人さんからの実際の相手の性格」などを細かく頭のデータベースにあります。
けれど、私の固定観念が入ってしまうと、実際結婚するのはお客様なので、素直にお相手を選んで欲しいということで1~2か月は自由に申込をしてもらいたいなと思っています。
その「自由選択」をした結果、直ぐに相手をみつける方もいますが、相手から辞退されることや、OKの返事をもらっても実際会ってみたら『結婚相手というイメージが湧かなかった』となる事もあります。
けれど、サイトの向こう側の相手にはそれぞれの事情があるので、「否定された」ということでも無い場合もありますが、そこで折れてしまう方もいるので、そんな時は私からの理想に近い男性の提案をします(私も44歳で婚活しましたからその折れ具合は半端でないのはよく分かります。。)
「結婚しなくても安泰な環境」にいると婚活は長くかかる
A子さんは、「実家暮らし」「安定した会社員としての収入」「独身女性の飲み友達が多数いる」という、「結婚しなくても困らない」という保険があり、案の定、婚活が長引きました。
そして最初は誰しもが「いわゆる理想が高い、人気が高い」という男性へ申込みますが、A子さんは長年恋愛をしてこなかった(仕方も忘れた)という方だったので、プラス「白馬の王子様」のような方を好む傾向でした。
1月から開始して、6月には「一緒に居たいと思う人と結婚するくらいなら、もう一生独身でもいいです」ともお話していました。
何が彼女を変えたのか?
そんな時、ちょうど会員さんがたくさん集まるパーティが開催され、3つほど参加しました。一緒に参加できるので「壁の花」として孤立する事もなく安心できるからと励まし励まし付添い。
最初はイヤイヤながらという感じでしたが、一緒に参加してみると「あの男性、プロフィールで見た事ありますが、写真より実際のがいいですね!」とか「自分はヒール履くのでどうしても170㎝以上と思ってましたが、優しくてスラっとしているので167㎝でも気にならないですね」(婚活アルアルですが、誤差ですヨ)とか「みんな同士みたいで和気藹々として楽しいです」など、はしゃいでいました。帰る頃には「婚活パーティって、疲れるイメージでしたが、とても楽しかったです」と、感じの良い2つ上の男性とマッチングし、後日改めてお見合いする約束をして会場を後にしました。
ネットで申し込んで辞退されたり、緊張するお見合いでお断りばかりされていると「人間不信」に似た「相手会員不信」に陥りますが、引きこもる事なく外にでたのが開運のカギになることが多いです。
神様のご利益と、場慣れ
結局、A子さんは紆余曲折あって、パーティでマッチングした男性ではなく、再度サイト検索で申込した中でOKを頂いた男性と4カ月交際して入会から足掛け1年半で成婚しました。
婚活の最終段階では、入会当初の選び方とは視点が違っていて、理想も落とさないけど、要領を得たかのように自分に合った人を選んでいました。場慣れすることで本来の勘の良さが発揮したのでしょうか(これも婚活アルアルと思います)
結婚したいか未知数だったA子さん。30歳あたりから恋愛が途切れて女子会ばかり(かくいう私も経験者)、婚活の愚痴を言う為に開催する女子会で「そんなんだったら辞めちゃったほうがいいよー」と独身友達に慰められ、辞めると言い出した入会からの半年後。
最初はブツブツ文句が多い彼女でしたが(今は笑い話)、「結婚したら彼のために料理も仕事もがんばります。家計も支え合わなくちゃと思っています」と幸せそうでした。
もしかしたら東京大神宮の神様が見守ってくれていたのでしょうか。