婚活をしている女性の中で、コロナ時期が長引いた結果 あっという間に2〜3年が経過して気付いたらアラフォーになってしまった方もいるのではないでしょうか?今日はコロナ期に活動を再開し、その直後にイケメンエリート年下男性とあっと言う間にご成婚して、今も幸せな結婚生活を送るアラフォー女性の結婚ストリーです。

人見知りでも入会を決めた理由

看護師のKさん(当時41歳)は、一昨年の12月にご入会されました。横浜結婚STORYに在籍中の会員である妹さんからのご紹介でした。「姉は数年前に大手結婚相談所に入会して、初対面の人に会うのが苦手だったので、殆ど活動せずに退会したそうです」という事でした。
実際Kさんにお会いしたときの印象は、奥ゆかしくて緊張からか、ポツポツと静かにお話をして下さる印象でした。「もしかして、不安になって入会は辞退されるかな」と内心思ったほど初対面では緊張しているご様子でした。しかし1ヶ月後、入会をご決断され、後日、入会を決めた理由を「口コミ」コメントでこう書き添えて下さいました。
「本音を言えば、婚活は面倒くさいし、1人で気楽に暮らしていこうと思っていました。けれど、妹が結婚相談所で婚活を始めてから仲人さんと親密に連絡を取り合ってるのを見て『こんなに親身になってくれる結婚相談所もあるんだな、前に入会していたところとは全然違うな』と思い、実際仲人さんとお会いして仲人さんの人柄がとても良かったので『この人とならまた婚活してみよう』と思いました」

当時は「どうして選んでくださったのか」という気持ちで一杯で、より一層のサポートをする覚悟を決めましたが、大変ありがたいご決断でした。

担当としての想い

Kさんは大手結婚相談所を退会して以降、看護師として使命感を持って黙々とお仕事をされていたようです。更に2〜3年にはコロナが蔓延し、Kさんは何と、 コロナ病棟を任されたていたそうです。防護服を着用し、昼も夜も重症患者様のために看護のお仕事をしていました。
危険と隣り合わせで、きっと想像もつかないくらい心身ともにヘトヘトになっていたと思います。
そして「こんな時に温かいパートナーがいたら」と心のどこかで強く思ったことでしょう。
ちなみに、私の結婚相談所は、提供の検索データ人数は約7万人超ですが、自社会員は少人数制(上限10名)です。そのため、なるべく要望に添う相手探しや、婚活や、結婚に対する不安の相談・解消法などをマンツーマンで同じ目線で対応しています。
そのため、人見知りな性格を押してでも活動したいと決断したKさんを、「安心して活動できるように真摯にサポートしよう」と心に決めました。

婚活の準備

Kさんの入会してから、結婚相談所では先輩の妹さんと一緒に買い物に行き、婚活向きファッションのアドバイスを聞き、ピンクのニットのワンピースを購入しました。メリハリのあるデザインで、スタイルの良いKさんに良く似合っていました。その後 直ぐにプロフィール撮影を手配し同行しました。場所は成功する婚活写真のメッカ「恵比寿アイルーチェ」さんです。お付き添いをして、メイクご担当者や毎回撮影を担当してくださるオーナーさんと打ち合わせをし、Kさんが一番素敵に映るように撮影が行われました。面談の際に語っていて対象の男性から逆算して「こういった写り方にしてください」とお願いしました。
するとその通り素敵なお写真に仕上がりました。

エリートの目に留まってトントン拍子

Youtube、SNS、辛口の結婚相談所のブログなどで周知のごとく、40代の婚活は厳しい局面があります。そのため準備を万端にし、登録後も納得ゆく相手が見つかるまでは一緒に申込やお見合い付添いをして二人三脚しようと決めていました。
しかし『案ずるより産むが易し』でした。登録したところ、直ぐに数十人からの申込がありました。提供している2つのサイトを合計すると、たった1週間で約50名を超える申込みがありました。(1ヶ月間100名を超えていました)
その中にいたのが、のちに生涯の伴侶となるMさんです。Mさんは36歳、身長が174㌢で体重65㌔前後のスリムな体型で、顔は竹内涼真さん似でした。
初めてのお見合いは横浜駅徒歩1分の横浜ベイシェラトンホテルのラウンジ「シーウインド」。先に席を確保して受付まで迎えに来てくださったMさんが笑顔で挨拶すると、Kさんも笑顔がほころんでいました。緊張するタイプのKさんですが、お話好きなMさんのお陰で会話が弾み、お見合い後のご報告でKさんも「今日は楽しい会話ができました。」とのことで双方交際が晴れて成立しました。
Kさんは入会してからは運が良いことに一人目のお見合いの方とご縁があり、とんとん拍子に真剣交際に進みました。

後日談ですが、実は、男性Mさんはなかなか良いご縁がないので12月一杯で退会をする予定だったそうです。Kさんは12月12日に登録→翌日Mさんから申込→その週末にお見合い。もし、あと1ヶ月入会の決断がずれていたら出会わなかったご縁かもしれません。

Kさんは入会してから一人目のお見合いで交際が順調に進み、あっという間に成婚退会出来たのは本当にタイミングが良かったと思います。2人のご縁が引き合わせた運命だったのかもしれません。

それでも一生に一度の決断は迷いに迷う

ですが、Kさんは真剣交際に入った時点で自分の気持ちがついて行かずこのまま進んで良いのか悩んでしまったことがあります。
「真剣交際に入ったら3ヶ月で成婚するか決めなくてはならないプレッシャーで不安になってしまい、仲人さんに相談した時、『焦らなくて大丈夫、お相手の方が了承するなら3ヶ月を超えても良いんですよ』とアドバイスいただいてホッとしたのを覚えています。この時だけでなく、自分の気持ちを打ち明けられて、迷った時にはいつでも相談出来ることが出来たので(時にはハッパかけてくれる)、他人に対し消極的な私には、道筋を作ってくれる仲人さんがいるこちらの相談所さんが合っていたのだなぁと思います。」
Kさんは自立している方で、周りに迷惑をかけまいと甘えることをしない方でした。記憶によると10日に1回くらいでご連絡があるくらいでしたが、おそらく日常的に一緒に婚活をしている妹さんが良い相談相手だったというのも大きな力だったと思います。

幸せな結末

最初の印象が良くて、交際は順調なのに途中で急ブレーキを踏むこと、世に言う『マリッジブルー』は誰にでも起こりうることです。交際が進むにつれて目の前の人で良いのか、漠然とした不安がよぎります。進学、就職でも悩んだ方はいるでしょう。結婚はそれらの100倍悩むのかもしれません。10代や20代前半の勢いがあるうちならまだしも、人生の経験値が高くなるにつれ、慎重になり過ぎるからです。
こんな時に独身同士の友達に打ち明けたりネットの書き込みを見てしまうと混乱して「やっぱり今回は辞めておこう。辞退して次の方を探そう」となると婚活の迷宮入りになります。

しかし冷静な判断ができる賢いKさんは、乗り越えることができました。この躊躇は、まるでバンジージャンプを飛ぶ前のような気持ちかもしれません。飛んだら先に何が起こるのか怖い気持ち。しかし飛んでみたら「あれ、こんなにあっさり結婚て出来るものなのだな」と、肩の荷が降りたような感覚です。けれど結婚の経験の無い方にとってはハードルが高く覚悟ができずに婚活を辞めてしまう方もいます。

Kさんがここが乗り切れたのはきっとお相手のMさんの魅力が大きかったから、そして妹さん・お母様などご家族の温かい応援があったからでしょう。そして何よりもKさんの寛大で包容力の高い人間力こそが、幸せな結末を迎えたカギでした。

Kさんは成婚退会の際に、「自分が結婚すると思っていなかったので、この数ヶ月での出来事には自分も驚いています。でも少しの勇気を出して行動を起こした自分を「よくやった」と褒めてあげたい気持ちです。」とのお話をしていました。また、これから婚活する方に向けてのアドバイスをお伺いすると「悩んでいるなら行動してみる、すると未来が変わるかもしれません」と説得力のある笑顔で答えていました。
横浜結婚STORY
5才年下のエリート男性と結婚した看護師さんの実録婚活エピソード
※プロポーズ時のお写真

まとめ

年下男性と結婚できる女性は、包容力があるタイプです。

しかし、「外見は年下がいいけれど、中身は(年上のような)しっかりして経済的にも精神的にもリードしてくれる方がいいです」のような『包容力』を微塵も感じない気持ちで理想の男性を求めていると、いつまで経ってもそのような相手は現れないものです。

確かに、特に30代年下男性は、外見も肌も体型も崩れていません。まだ剥げてもなくお腹も出ていません。
しかし、婚活女性がうわべだけを見て「カッコいい外見で、年齢も若く、その上に高条件で、コミュニケーション能力も高く、誰かに自慢できるetc…。」という理想を掲げていると、例えそのような条件の年下男性とお見合いが出来ても交際は続きません。
なぜなら外見はカッコ良くても、まだまだ不器用で気が効いたことも言えず、上司や取引先に怒られたり指摘を受けるなど、仕事でたまに情けない気持ちを抱えているときもあります。ついでに家事も殆ど出来ないものです。

それを温かい気持ちで包める女性なら、きっと年下男性は貴女を好きになります。自分を棚に上げたり、上から目線にならず、「お互いに結婚に関しては未熟だから一つ一つ頑張ろうね」と相手を尊重する女性こそが、年下の男性がしたい相手なのです。
いま現時点では未熟でも、まるで野に咲くタンポポのような優しい男性であれば、結婚後はもっと素敵に変わります。もし交際中に粗(アラ)を感じても、「自分だって完璧じゃないしお互い様よね」と年上の女性が細かいことを気にせず前向きに進んでいったなら、彼らは大いに勇気を与えられて結婚後は大輪の咲き誇った花になるでしょう。年上女性の笑顔と寛大さが一番の肥やしになります。